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外見ケア メーク講習会を行いました

みなさんこんにちは。事務局のアイです。

 

20232月7日()に、外見ケアとしてのカバーメーク講座を開催しました。

高崎市総合福祉センターで開催、出席は会員5名です。

講師は、株式会社ポーラ様にお願いいたしました。

 

私どもの団体は、理美容師が活動するボランティア団体のため、医療用ウィッグ相談会では主に頭髪やウィッグのご相談に応じておりますが、がん患者さまは、頭髪以外に眉やまつ毛も脱毛される方が多く、外見ケアとしてのメークの勉強もしたいと強く思っておりました。

 

眉毛のないところに眉を描く、まつ毛のないまぶたに付けまつげをつける、シミや色素沈着をカバーするなどの基本的なカバーメークを実習いたしました。

 

ベースメークをすることで、眉がとても描きやすくなります。

眉の上部から描き始めます。

ブラウンのパウダータイプが扱いやすく、1色だけでなく、23色のグラデーションで描けると自然です。

太く短く描くと若々しい印象に、細く長く描くとエレガントな印象になります。

ウィッグは前髪がしっかりあるタイプを使用すると、ブラインドの効果により、眉の存在があるだけで気にならないこともあります。

 

株式会社ポーラ様は、昨年開催された高崎市の食育フェスタでブースが隣合わせとなりました。

ポーラさんは「がんアライアワード」で4年連続ゴールドを受賞する、がんにとても理解のある企業であり、活動のうちのひとつに乳がんの方に向けたスキンケアメークアドバイス冊子を制作されていることを知りました。

 

また、地域のボランティア活動にとても熱心です。

メークの力で、親しまれ喜ばれる活動をしたいという熱意が感じられ、私たちの活動にも興味を持ってくださいました。

外見ケアのメーク講座がコロナ禍でなかなか開催できずにいることをお話ししたところ、快くお引き受けくださいました。

とても素晴らしい出会いでした。

 

この日は、県内の大学生がインターンシップとして参加されました。

賑やかな学びの場となり、とても有意義な時間となりました。

仕事が社会貢献になることも感じられたのではないかと思います。

 

この学びを医療用ウィッグ相談に活かし、治療中でもおしゃれを楽しむお手伝いができたらと思います。